2024.04.11 column

おいしいジャムの選び方|糖度50%以下ノンペクチンで産地のわかるジャムがおすすめ。

ジャムを選ぶ時どんな選び方しますか?

  • 糖度は50%以下か
  • 糖分に液糖などを使っていないか
  • ペクチンを添加しているか
  • 果物は国産かまたは国を明示しているか

私はこの4つをチェックします。

というのは当然食品なので美味しいものを食べたいですよね?
おいしさは素材の良さとメーカーの誠実さに連動すると思っています。
そして消費者がいくら低価格を求めようともメーカーは曲げてはいけない信念がそこにあると思っています。
私のジャムの選び方を書きたいと思います。

糖度は50%以下か

果物自体の糖度はせいぜい20%高くても30%いかないので糖度が50%以上ということは砂糖の割合が高いことが想像でき、砂糖が多いということは果物の香り、本来の味はしないジャムだとわかります。低糖度のジャムの方が果物の素材の美味しさを感じることができますので、私は糖度が50%以下のジャムを選びます。

糖分に液糖などを使っていないか

ジャムは果物+砂糖でできていると思われていますよね。
果物を砂糖で煮込むと思っていますよね?
一般的には砂糖なんて高いので使いません、
代わりに液糖、水飴など、かさまし出来て安い原料を使います。
(余談ですが、液糖、水飴はとうもろこしを原料とした遺伝子組み換え作物です)
糖度も高くて使う量が少なくて済む上、安く、さらに最初から液状なので加工もしやすいと安く作りたいメーカーにとってはぴったりの原料です。

液糖をたっぷり入れたジャムは香りがなくなるので香料を使いますが、100円代の激安ジャムぐらいしか香料は使っていないと思いますが一応記載します。

なので私は砂糖だけを使用したジャムの方を選びます。

ペクチンを添加しているか

ジャムは本来果物がしっかり入っていれば果物の持つ酸と果物の持つペクチンが反応し、自然と固まります。
(いちごのように酸が少ない果物はレモン果汁を足して酸を付与することで固まります、いちごジャムのレモン果汁は綺麗な赤を発色させる効果もあります。またさくらんぼのようにペクチンがほとんどない果物は少量のペクチンを使用することがあります)

でも、果物量が少なくする目的で、液糖や水分が多いジャムを固めることを目的に多量のペクチンを添加したジャムは当然果物の風味も少なく甘いだけの塊になってしまいます。ここでいうペクチンは固めるための添加物で、ラベルに記載されているペクチンは添加物ということになります。果物が持っている天然のペクチンとラベルに記載される添加物のペクチンは別物です。
やはりちゃんと果物の風味のあるジャムを食べたいのでできるだけノンペクチンのものを私は選びます。

果物は国産かまたは国を明示しているか

例えば一番ベーシックないちごジャムだと、一番誰でも知っているメーカーの商品が「輸入」と書いてあったりします。
不思議と輸入と書いてあるとベリー系だからアメリカやヨーロッパな気がしませんか?
でもほぼ中国で間違いありません。
輸入なんていうアバウトな書き方いいのか!?

国産はもちろんヨーロッパや北アメリカからの輸入品であれば間違いなく産地記載されています。そんなものです。良い情報は積極的に出すけどマイナスな情報はなるべく出さないように工夫されています。
海外でいちごを食べたことのある方ならわかると思いますが、いちごは日本が一番美味しいです。生で食べても美味しい果物をジャムにしたら美味しくないわけがありません。
なので、私は国産果物のジャムを選びます。

こうやって選んだジャムは最初違和感があるかもしれません。
というのは、糖度が低く、ペクチンを添加しないジャムはサラサラだからです。
固まったジャムをずっと使ってきた方にはシャバシャバじゃないかと言われそうですが、果物の香りと味をしっかり感じられる美味しいジャムです。一度この基準でジャムを探して試してみてください。今までのジャムとは違う発見があるかもしれません。

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